願いをかなえるための、神社参拝の作法 Part2
2020/12/12
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参拝
参拝は、最初に深く二礼します。
そして拍手を二度打ちます。
その後、両手を軽くあわせて函をつくり、願い事を
その中につぶやき、最後にふっと息を吹き込んで、
送ります。
願い事が言霊にのって、神前に届くようなイメージです。
願うのは自分のことを、具体的に。詳しくは、次を
参照してください。
最後に、感謝の気持ちをこめて深く一礼(90度の礼)
をします。
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願いの言葉&作法
願い事は、きちんと名乗って挨拶することから
始めましょう。
「○○に在住の○○と申します。本日は参拝に参りました。
○○試験に合格したく(資格試験の場合。受験なら、入学したく)
思っております。
どうぞお力を与えたまえ」と、挨拶と願いを具体的に述べます。
力まずに、「(自分が)○○したい」と自分のことをわかりやすく
願うのがポイント。
願い事は、神前で自分の決意を申し述べることでもあります。
基本的には、自分や家族のことを願うまでに止めるのが
よいでしょう。
具体的な願い事は思い浮かばないけれど、今より向上したい、
幸せになりたいという気持ちがあるなら、「自分の道を見つけたい」
といった大きな目標を願っても大丈夫。神様がその人にとって
いちばんよい方向に導いてくれます。
とくに願い事がないときは「祓いたまえ 清めたまえ 護りたまえ
幸わいたまえ」と浄め言葉をいい、挨拶と感謝を捧げましょう。
それでもパワーは授かり、開運効果があります。
最後に「お聞きとどけのことありがとうございました」
と述べ、感謝の気持ちをこめて深く一礼(90度の礼)をします。
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拝殿前の結界から出るときに、「ありがとうございました」と
礼をして、参拝はすべて終了です。
より強く神社の気のイメージをつかみたい人は、参拝後、境内で
パワーを体感するようにしてみましょう。
両手を伸ばして頭上に掲げ、空間に満ちるパワーを自分のほうへ送る
イメージで手招きしてみると、体感しやすいかと思います。
帰りは、どこから帰ってもよいですが、境内を出る前に再度、
向きなおってお礼をいいましょう。
鳥居から出たときは、鳥居越しに礼をします。
また神社では、厄除けや家内安全、心願成就など、
各種の御祈祷を受けることができます。
御祈祷は、正式参拝ともいいますが、神前で神主さんが祝詞にのせて、
神様にあなたの願いを取り次いでくださる儀式。
拝殿などに上がって受けます。
言霊の力で確実に取り次いでいただけるので、節目や、
ここぞというときは正式参拝をしましょう。
また、願い事がかなったときは、お礼参りに行きましょう。
あくまでも礼を尽くすという姿勢が大切です。
いつまでに行かなければいけないということはないので、
遠方の神社の場合でも、心がけておきましょう。
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