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長引く鼻かぜは花粉症かもしれない

      2020/12/11

  • 春先の鼻かぜが続くようなら花粉症も疑ってみる

花粉症

日本人の圧倒的に多いのは、スギ花粉によるものです。
この場合、症状の出る時期は、寒い冬が終わった春先と決まっています。
そのためもあって、花粉症はかぜと間違われる事があります。

くしゃみが出て、鼻水が止まらず、夜になると鼻詰まりもひどいという
症状ですから、鼻かぜだと思われても無理は無いかもしれません。
しかし、気候がすっかり暖かくなってきても、この鼻かぜは治りません。

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ずいぶん長引くと思いながら、風邪薬を飲んでいる方が多いようです。
市販のかぜ薬でも、抗ヒスタミン薬を含むものなら、
花粉症の症状もある程度は緩和することが出来ます。

しかし、眠くなるなどの副作用もあり、かぜ薬を飲み続けるのは、
患者さんにとっては大変なことです。
そして、当然のことですが、花粉の季節が終わると、
あれほどつらかった症状も、ぴたりとおさまってしまいます。

こんなことを2~3年も繰り返し、ようやく自分でも花粉症ではないかと
気づいて、医師の診察を受けるケースが一般的です。
最近は花粉症がよく知られる様になりましたが、それでも最初の1年目は、
風邪だと思われるケースが多いようです。

春先の長引く鼻かぜに悩まされているという人は、やはりスギ花粉症を
疑って見る必要があるでしょう。
適切な治療を行えば、どうしようもないつらさから開放されます。

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  • 年中鼻かぜに悩まされている人はチリダニが原因のこともある

もっとも、長引く鼻かぜがすべてスギ花粉症だというわけではありません。
春先に限らず、年中鼻炎の症状があるという人なら、家の中のはこり
(ハウスダスト)に含まれるチリダニが原因かもしれません。

いずれにしても、何か原因になっているかは、検査をすればわかります。
鼻かぜが妙に長引くと思ったら、いつまでもかぜ薬を飲んでいないで、
きちんと診察を受けるようにしましょう。

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