これが花粉症の四大症状_1
2020/12/11
-
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが、花粉症の主症状
花粉症には典型的な症状があります。
代表的なものが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、そして目のかゆみです。
これが花粉症の四大症状だといってよいでしょう。
空気中を飛散している花粉は、まず鼻の粘膜や目に接触するため、
こういった症状が現れてくるのです。
ある年に、スギ花粉症の忠者さんを対象に、どんな症状が現れているかを
調査したことがあります。
その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻の症状がある人は
100%、目のかゆみなど、日に症状が出ている人は98%にのぼりました。
つまり、スギ花粉症の忠者さんのほとんどが、これらの症状を
持っていることになります。
花粉症で起こるこれらの主症状には、はっきりした特徴があります。
花粉症と問違えやすい鼻かぜと比較しながら、四大症状について
説明していくことにしましょう。
スポンサーリンク
-
くしゃみはたて続けに起こるのが特徴
花粉症のくしゃみは、連続して起こり、回数が多いのが特徴です。
7~8回、あるいはそれ以上続くこともあります。
まさに“くしゃみ発作”ともいえるようなもので、
かぜで起こる3~4回のくしゃみとは、明らかに異なっています。
なかには、大量に花粉を吸い込んだために、
一日中くしゃみが出て止まらなかったという例もあるほどです。
また、かぜのくしゃみは、せいぜい3~4日間程度で、
長くてもI週間も続くことはありません。
花粉症の場介には、花粉が飛んでいる問、数か月にわたって続きます。
スポンサーリンク
-
鼻水はサラサラのまま変わらない
鼻水は水のようにサラサラしていて、いくらかんでも出てきます。
そして、この状態が何日たっても変わりません。
ここがかぜによる鼻水とは異なります。
かぜの場合には、最初はサラサラした鼻水が出ますが、
徐々に粘液性の粘つこい鼻汁になり、最終的には膿のような色に
変化していきます。
こうした変化のないのが、花粉症の鼻水の特徴なのです。
スポンサーリンク