花粉症の病院はどう選べばよいの?
2020/12/11
-
花粉症は、ほとんどの場合は耳鼻科でよいが、目の症状かひどければ眼科へ
花粉症の主な症状は鼻と目に現れます。
ほとんどの患者さんが、まず耳鼻科に行くようですが、
鼻の症状がつらい場合にはそれでよいでしょう。
耳鼻科とアレルギー科(あるいはアレルギー外来)が
併設されていれば、これは病院選びの一つの
参考になるでしょう。
現在は、副作用のきわめて少ない抗アレルギー点眼薬があり、
耳鼻科の医師でも、これを処方することがあります。
ただしこういった目薬でかゆみが止まらない場合や、
目の症状があまりにひどい場合には、やはり眼科にも
行かなければなりません。
そのほか、内科、皮膚科、小児科など、症状や
ケースに応じて科を選ぶのが現状です。
スポンサーリンク
-
遠くの大病院よりも近くの病院、医院かよい
病院選びでは、町の医院がよいか、しかるべき大病院がよいか、
という問題もあります。
最近は、アレルギーの知識も医師の間で普及していますし、
薬もよく効いて副作用の少ないものがいろいろあります。
スポンサーリンク
したがって、耳鼻科、眼科のいずれの治療でも、
普通の医院で十分対応できると考えてよいでしょう。
特に花粉症は長い経過をたどる病気です。
花粉の季節になれば、毎年、一定期間通い続ける
必要があります。
しかも、日常生活の細かな注意が必要な病気ですから、
自分のことをよく知ってもらえるかかりつけ医を決めて、
継続してかかるのかよいでしょう。
もし、そこでできない特殊な治療法や手術が必要になれば、
その段階で適切な医師を紹介してもらう、というのも
一つの方法です。
また納得のいく最適な治療を受けるために、
近年「セカンドーオピニオン」といって、
主治医以外の意見を聞くことがすすめられています。
かかりつけの医師の治療に不安があるときには、
一考してもよいでしょう。
スポンサーリンク