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二宮金次郎少年は大男だった!

      2020/12/11

二宮金次郎は、銅像からは小柄でかわいらしい少年だったという

イメージを受けますが、どうやら実像は、このイメージとかなり

かけ離れていたようです。

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彼は、一四歳のときに早くも六尺(一八〇センチ)もある

大男だったといわれています。現代の中高生に比べても見劣り

しない体格ですね。

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それに、本を読みながら歩いていたというのも、後世の逸話から

生まれたものかもしれません。

 

なぜなら、伝記の『報徳記』には、「大学の書を懐にして」いたと

あっても、本を読みながら歩いていたとは書かれていないのです。

 

彼の故郷では、荷物は背負わずに天秤棒でかつぐ習慣があった

という説もあります。

 

銅像は明治になってから想像でつくったものですから、

あまり真に受けないほうがいいかもしれませんが、

勤勉たったことはたしかなようです。

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