二宮金次郎像か読んでいるあの本はナニ?
2020/12/11
日本に大学がつくられるようになっだのは明治時代からですが、
『大学』というタイトルの書物はそれ以前からありました。
もちろん、学校の大学とは関係なく、中国の儒教の経書のことです。
この『大学』は、銅像の一部にもなっています。
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薪を背負って本を読みながら歩いている「二宮金次郎」の像で、
彼が読んでいる本が『大学』なのです。
二宮金次郎の像は、彼の伝記『報徳記』の「採薪の往き返りにも
大学の書を懐にして……」の部分をもとにつくられています。
ここに「大学の書」とはっきり書かれているのですね。
この本が、金次郎少年の愛読書だったのでしょうか。
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