絵馬の書き方のコツ、おみくじについて
2020/12/12
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具体的に書き、お礼はひらがな、過去形で
神社の絵馬は、古くは祈願の際に、お礼に神様の乗り物
として本物の馬を奉納していたのが、時代が下るにつれ
絵に描いた馬に変わったもの。
絵馬を書き奉納することで、自分の決意を新たにでき、
神様に願い事を伝えるのにも効果的です。
願いが伝わりやすいよう、コツを踏まえて書きましょう。
思い立った願い事なら、最初に「祈願」と書きます。
お正月、七夕など節目のときは「新年祈願」「七夕祈願」
など、節目十祈願と書きます。
次に氏名(フルネーム)と、年齢または生年月日を書きます。
そして、「願事」と書き、次の行に願い事を書きます。
三つ以内で、頭に「一、」とつけて分けて書きましょう。
絵馬を書くときも、参拝と同じように、願い事は具体的に、
自分が「どうしたい」という形で書きます。
たとえば「第○回○○試験に合格したい」など。
履歴書を書くような気持ちで、丁寧に書きましょう。
それから「お聞きとどけのことありがとうございました」
と、あらかじめお礼の言葉を書きます。
「聞」以外は必ずひらがな・過去形で書くようにしてください。
そして祈願の年月を「平成○年○月吉日」と書き、最後に
「敬宝」と書きます。
書き終わったら、絵を表に向けて絵馬かけにかけましょう。
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おみくじは、歌や言葉に注目
またおみくじは、神社での楽しみのひとつ。
真剣な気持ちで引けば、神様からのメッセージが
受けとれます。
吉・凶にこだわりすぎず、そこにある言葉から、
何らかのヒントを読み取って。
末吉以上のおみくじは持ち帰り、凶はおみくじ結び場に
結ぶとよいでしょう。
指定されていない木の枝などには結んではいけません。
おみくじの示す運気は、一上ニカ月くらいが目安だと
いわれています。
なお、一日に複数の神社をまわる場合は、それぞれで
おみくじを引いてもかまいませんが、神社ごとに、
一回にしておきましょう。
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お札、お守りの扱い方
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有効期間は一年
授与所にはお札やお守りなど、厄を除け、開運に
導くアイテムがたくさんあります。
お札は、よいエネルギーを宿しやすい紙や木に、
祈祷で神様の子不ルギーをこめたもの。
家に持ち帰ったら、神棚に祀るか、神棚がない場合は
目線より高い清浄なところに、東か南に向けて
お祀りします。
複数のお札を祀ったからといって、神様が喧嘩される
ことはありません。
上下に重ねて祀り、毎朝、二礼二拍手一礼で拝みましょう。
基本として、一年で取り替えます。
いただいた神社の古札入れに納めるのがいちばんよいですが、
遠方の神社の場合は、近くの神社でも受け入れてくださるようです。
また郵送で納めることを受け付けている神社もありますので、
気になる場合は問い合わせてみましょう。
お守りは、神様パワーのモバイル版。身につけるか、
持ち物に忍ばせて携帯します。
こちらも一年を過ぎたら中身の札を入れ替え、古いものを
古札入れに納めましょう。
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