なぜ、城に天守閣がつくられたのか?
2020/12/11
城には「天守閣」がつきものですが、この天守閣も、
見た目のよさだけでつくられたわけではありません。
実用的な理由があったのです。
そもそも城に天守閣がつくられるようになったのは、
織田信長の安土城が最初です。
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意外かもしれませんが、それまでの城には天守閣が
ありませんでした。
とくに必要がなかったので、だれもつくろうとは
思わなかったのです。
では、どうして信長は、天守閣をつくろうと
思い立ったのでしょうか?
これは、鉄砲が使われるようになったからです。
敵が迫ってきたときに鉄砲隊で迎え撃つためには、
中枢の指揮所として、天守閣が必要たったわけですね。
今でこそ城は観光資源ですが、戦国時代には、
戦争のために大変重要な機能を果たしていたのです。
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