手品のハトはなぜ白ばかり?
2020/12/12
ハ卜は人間とのつき合いが長いですから、「手品」にも
よく登場します。
シルクハツトやポケットからサッと出てきて、大きな拍手を
浴びていますね。
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この手品のハ卜、よく思い出してみると必ずといって
いいほど白いハ卜ではないでしょうか。
これには見栄えのほかにも、理由があったのです。
手品で使う白いハ卜は「ギンバト」と呼ばれます。
ほかのハ卜より小さいため服のなかに隠しておくのに
都合がいいのです。
しかし白という色は、膨張色なので羽を広げるとふつうの
ハ卜と同じ大きさに見えるのです。
また、性格もおとなしく、暴れ出すようなことも
あまりありません。
手品のハ卜がおとなしくしているのは、仰向けにすると
おとなしくなる鳥の性質も利用していますが、うまくやるには
長いあいだの訓練が必要なことはいうまでもありません。
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