なぜ、桃太郎のお供はイヌとサルと鳥なのか?
2020/12/11
キビは、今ではほとんど食べられていませんが、昔はニキビに
たとえられるほどありふれた穀物だったのです。
おとぎ話の『桃太郎』にもキビ団子が登場していることからも
よくわかります。
「桃太郎」の昔話で、お供になるのはイヌとサルとキジですが、
お供がこの三者なのには、きちんとした意味があります。
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桃太郎が退治する鬼というのは、鬼門をあらわしています。
昔から、東北は鬼門といって、悪いものがくる方角とされている
のですが、この鬼門は十二支であらわすと「丑寅」になります。
だから鬼は、牛のような角を生やし、トラのパンツを
はいているというわけです。
十二支の方位で丑寅と反対側をみると、戌、酉、申が
並んでいます。
鬼退治をするのは、鬼門と反対側にあるイヌと鳥とサルだと
いうことで、桃太郎のお供としてこの三者が選ばれたのです。
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