接着剤でものがくっつくのはなぜか?
2020/12/11
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飛行機にまで使える接着剤があるなんて、最近の接着剤はたいしたものです。
家庭用から飛行機用まで、わたしたちのまわりは接着剤で
くっつけたものがずいぶん多いのです。
でも、この接着剤、そもそもどういう仕組みでくっつくのでしょうか?
その一つは、「アンカー(投錨)効果」と呼ばれるものです。
ものの表面は、一見すべすべしていても、じつは小さな
凹凸があるものです。その凹凸に接着剤が入りこんで固まると、
接着剤がかすがいの役割を果たして、二つのものを
離れにくくするわけです。
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船がアンカーを海底に打ち込んで、その場所から離れないように
するのと似ています。
そこから「アンカー効果」と呼ばれているのです。
このアッカー効果に、接着剤の分子とくっつけられた
ものの分子が引き合うはたらきも加わって、接着剤はものを
くっつけることができるというわけですね。
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