豆知識・なんでも情報発信ブログ

様々な情報を紹介しています。ぜひお立ち寄りください。

飛行機の部品は接着剤でくっつけていた?

      2020/12/11

ジャンボをはじめ、飛行機の部品が「接着剤」でつけられている

といったら、「えっ?」と驚く人が多いでしょう。

 

もちろん、飛行機にも、ボルトやナットやリベットは

用いられているのですが、そうした部品を使わずに、

接着剤で止めているところがあちこちにあるのです。

image004

接着剤を用いるのには理由がいくつかあります。

まず、ボルトなどを使うと穴を開けなければならないので、

金属の強度が落ちてしまいます。接着剤なら穴を開ける

必要がありません。

スポンサーリンク

それに、リベットは、凸部分によぶんな空気抵抗がかかり、

また継ぎ目があるので気密性が落ちてしまいます。

 

その点、接着剤なら、凹凸はできないし、隙間にはシーリング材を

詰めて気密性を高めることができます。

 

強度が落ちることもありません。それどころか、このシーリング材は、

振動をおさえる役割も果たしてくれます。

 

こうした理由から、飛行機では、接着剤も用いているわけです。

スポンサーリンク