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症状に季節性があれば花粉症を疑ってみよう

      2020/12/11

  • 毎年一定の時期だけ症状が現れるのが花粉症の特徴

花粉症の代表的な症状は、アレルギー性鼻炎としての
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、それにアレルギー性結膜炎としての
目のかゆ・みなどです。

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しかし、これが一年中起きているとしたら、花粉以外の原因を
疑ってみなければなりません。
花粉症は、その原因植物の開花期に合わせて症状が現れます。

つまり、毎年ほぼ一定の時期だけに症状が出るのが特徴なのです。
もし一年中症状があるなら、その原囚としてはチリダニアレルギーが
疑われます。

家の巾のはこりに混じっているチリダニの死がいや排泄物が
アレルゲン(アレルギーの原因物質)となり、アレルギー性鼻炎などを
起こしていると考えられるのです。

チリダニは一年中生息しているので、通年性の症状が出ることになります。
一年中症状はあるが、夏にひどくなって、冬になると軽くなるという人は、
カビアレルギーが疑われます。

カビも一年中ありますが、その繁殖力が季節によって大きく異なるからです。
そして、季節性の症状が現れる場合には、花粉症ということになります。

花粉症

  • 発症する季節は原因となる花粉によって違う

花粉症というと春先のものと思っている人もいるようですが、
原因植物の開花期によって、発症する時期が違います。

日本では、スギが原因であれば春先の2~4月頃ですが、
イネ科植物なら初夏、ブタクサなら夏から秋、ヨモギやカナムグラなら秋と、
ほかの季節に発症するものもあります。

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もっとも、原囚となる花粉は、必ずしも1種類とは限りません。
たとえばスギ花粉とイネ科の花粉が原因なら、春先から夏のはじめまで
症状が続くことになります。

また、チリダニアレルギーと花粉症が合併している場合は、
一年中症状が消えないものの、花粉の飛ぶ特定の時期に症状が悪化します。
花粉症があれば、それなりの季節性があるわけです。

同じようなアレルギー症状でも、現れる時期の違いで、
ある程度原因の見当をつけることができる。
花粉症であれば、毎年同じような季節に起こるはずです。

花粉症の起こるメカニズムや花粉症かなと思ったらどうしたらよいか、
薬による治療はどこまで進んだか、治療の上手な受け方、新しい薬の
使い方などについて、最新情報を盛り込んで内容の充実をはかりました。

さらに、花粉に対して免疫をつくる減感作療法や鼻づまりを
治す手術療法などにも新しい話題があります。

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