花粉症対策にはアレルギー日記を活用しよう
2020/12/11
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日々の病気の変化から症状を起こす因子を探る
アレルギー日記は、毎日の症状や治療内容を
詳しく記録していくものです。
これを継続することによって、病気の状態を
的確につかむことができます。
さらに、症状を起こす因子や、軽快させる因子も、
しだいに明らかになってきます。
たとえば、症状の悪化する期間などから、原因となっている
花粉の種類を推測することもできます。
問診でも病気についての情報が得られますが、
それはあくまで患者さんの記憶に頼った内容になります。
日記を継続していくと、患者さん自身が気づいていなかったことを、
新しく発見できることがあります。
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そういう意味で、アレルギー日記は大切な診断法の
一つともいえるのです。
いつ症状が重くなり、いつ軽くなるかがわかってくると、
それを口々のセルフケアに生かせます。
どんなことを避ければよいのかがわかりますし、
症状の重くなる時間帯がはっきりしてくれば、それに介わせて、
薬を使用する時間も決めることができます。
花粉症という病気をコントロールしていくうえで、
貴重な情報も得られるのです。
毎日の鼻や目の症状を記録すると、症状の経過がよくわかり、
治療を進めるのにたいへんよい参考になる。
あまり欲張って書くのが負担になるようだと長続きしないので、
この例のような簡単なものでよいから、継続して記入することが大切です。
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