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うんちく「ビスケット」と「クッキー」と「シュガーレス」

      2020/12/11

  • ビスケットの穴は何のためにあるの?

サクッとおいしい「ビスケット」には、表面にぽつぽつと穴が
開けられているものがあります。

ビスケット

飾りのように見えますが、これには製造上、大事な役割が
あることをご存じですか。

一般に、穴が開いているビスケットはサクッとした
歯ごたえがあり、こちらを「ハードビスケット」、穴のない
やわらかいものを「ソフトビスケット」といいます。

両者は材料にも差があって、中力小麦粉を使ったハードは、
薄力小麦粉を使ったソフトに比べて脂肪分が少ない反面、
生地そのものが硬いという特徴があります。

このハードビスケットの生地をそのまま焼くと、生地に
ガスがたまってしまい、表面が盛り上かって平らになりません。

それを防ぐため、細い針のついた型抜きを使ってガスを
抜いているのです。

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  • ビスケットとクッキーのビミョーな違い

さて、ビスケットと似たものに「クッキー」があります。

クッキー

この二つはもともと同じ種類のお菓子ですが、ヨーロッパから
入ってきたのがビスケットで、その後、アメリカからきたのが
クッキーだったのです。

そして国内では、次のように定義づけしています。
ビスケットは小麦粉、糖類、油脂を主原料にして焼いたもの、
クッキーは于、つくりふうの外観で、糖分、脂肪分の合計が
全体の四〇パーセント以上のものです。

とはいえ、これはあくまで国内の約束ごと。
ビスケットやクッキーは輸入品も多いため、消費者がイメージで
どちらかの名で呼んでいる、というのが現状のようです。

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  • ノンシュガーでダイエットはできるの?

おいしいお菓子の話が続きますが、気になるのはカロリー
ではないでしょうか。

ダイエットブームを反映して、「シュガーレス」「ノンシュガー」を
うたったお菓子が増えています。カロリーのことを考えると、
シュガーレスやノンシュガーの商品をどうしても選びがちですね。

シュガーレスやノンシュガーは、「栄養表示基準制度」で
規定されています。

食品一〇〇グラム(飲料一〇〇ミリリットル)に含まれる糖類が
〇・五グラム未満のものを、「ノン」「無」「レス」表示、
五・〇(飲料は二・五)グラム以下を「低」「カット」「控えめ」
表示していいとされています。

ここでいうシュガーとは、砂糖のほか、ブドウ糖、果糖、麦芽糖、
乳糖などを含みます。

一方で、キシリトール、天然甘味料のステビア、人工甘味料の
アスパルテームなどの甘味料は、使用する量にかかわらず、
シュガーレス、ノンシュガーと表示できるのです。

つまり、ノンカロリーだとは限りません。
また、お菓子には糖質以外にも生クリーム、バター、卵など
エネルギーとなる成分が含まれているものが多くあります。

ですから、シュガーレスやノンシュガーと表示されている
からといってダイエットができるほど甘くないのです。

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