「青春18きっぷ」の使い方は?どれくらい乗ればお得?
2020/12/11
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Q09.「当日限り有効」つてどういう意味ですか?
★「当日」とは使用開始日から翌日O時を過ぎて
最初の停車駅まで。
『青春18きっぷ』の使用は、改札口(または車内改札)で
きっぷに利用開始の日付入りスタンプを押してもらうことから始まる。
スタンプが押されたら、その日の24時を過ぎた最初の停車駅まで有効となる。
この時、I人で利用しているならスタンプは1つだが、
複数で1枚のきっぷを利用している場合は、
人数分の同じ日付のスタンプが1枚のきっぷに押される。
深夜の列車で翌日にまたがって運転されるものもあるが、その場合は
日が変わってすぐに次の日のスタンプが必要というわけではなく、
最初の停車駅までは前日分か有効なので、その先の駅に行ったら
翌日分のスタンプが必要となる。
また、東京・大阪の電車特定区間に限っては、その日の終電まで有効だ。
終電が終着駅に到着するのは深夜の1時過ぎというのも珍しくないが、
前日のスタンプだけでOK。
なお、使用開始は日付入りのスタンプを押すことになるため、
自動改札機は使えず有人改札口を使用しなくてはならない。
無人駅から使用開始した場合は、乗車した列車の乗務員に
申し出て日付入りスタッフを押してもらおう。
また、使用中の確認もこのスタンプで行うため、下車する時も
自動改札機ではなく、有人改札口を通ることになる。
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●「ムーンライトながら」で『青春18きつぷ』をムダ使いしない方法
東京から大垣に向かう下り夜行快速「ムーンライトながら」の場合、
日が変わって最初の停車駅の横浜にはO時10分着。東京発が23時43分なので、
東京駅から『青春18きっぷ』を利用した場合、たった17分の使用で
1日分か終わってしまう。
東京→横浜を普通乗車券(450円)で乗れば、1日分を温存できる。
もちろん座席指定券は1枚でいい。
●「ムーンライトえちご」での得ワザ
下り「ムーンライトえちご」で「ながら」と同じ方法を使うと、日付が変わって
最初の停車駅・高崎までで乗車券が1890円もかかる。
新宿から「えちご」に乗らず、高崎で「えちご」に接続する、
上野23時06分発の高崎線新前橋行きに乗れば、O時3分に吹上着。
ここまでの普通乗車券(950円)を買っておき、次駅から『青春18きっぷ』を
使用すれば、支払う額が少なくて済む。
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Q10.どれくらい乗ればお得?
★141にm以上の旅程で1日2300円以上になります。
『青春18きっぷ』は1枚5回(人)分で1万1500円。
つまり、1日分は2300円となる。
これから『青春18きっぷ』を使って得をする距離を考えると、同じ日に
71㎞以上の区間の往復か、片道141にm以上の旅程(本州の幹線の場合)を
利用すればお得になる。
お得なきっぷだからこそ、ここらへんはしっかり確認して、
上手に旅の計画に活かしたいところだ。
また、特に注意したいのはこどもが使う場合。『青春18きっぷ』に
こども料金の設定はないので、こどもも1日2300円。
普通運賃はこどもは大人の半額となるので、141にm以上の区間の往復か、
片道261にm以上の旅程にならないと、こどもが『青春18きっぷ』を
使っても元が取れない。
こどもといっしょの旅の場合は、『青春18きっぷ』と、普通乗車券の料金の
差をあらかじめ確認しておきたい。
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