人類最古の酒、ワインのルーツ
2020/12/12
お乳からお酒をつくるくらいですから、人類の醸造の
歴史はかなり古くさかのぽります。
たとえば、いちばん最初につくられたお酒といわれる
「ワイン」は、原料になるブドウの栽培が
はじめられたのが約一万年前。
青銅器時代には、ワインも醸造されています。
ブドウやワインをつくりはじめたのは、
アーリア人かセム人という説が有力。
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いずれにしても、紀元前三〇〇〇年頃には、
インドから中東、ヨーロッパにかけての広い地域で
ワイン醸造がはじめられました。
紀元前一八世紀半ばの(ハムラビ法典には、
ワインの取引の規定や飲みすぎへの注意が書かれた
部分があり、同じ時期のエジプト王の墳墓の壁画にも、
ブドウの栽培や発酵、貯蔵の様子が描かれています。
また、『に川約聖書』、「ノアの方舟」で知られるノアは、
大工にワインを飲ませて頑張らせたため七日間で舟ができ、
大洪水の後には、積んでいた種を蒔いてブドウ畑を
つくったとあります。
イエスが「ワインはわが血」と言ったことから、
キリスト教の儀式にもワインは欠かせないものに
なりました。
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