・「パフェ」と「サンデー」はどう違う?
2020/12/12
パフェとよく似たものに、「サンデー」があります。
たいていはパフェのほうが少し値段が高いようですが、メニューを
見ていると、どう違うのかわからずに迷ったりしませんか?
このサンデーとは、一八九〇年代はじめにアメリカで
誕生したお菓子です。
ウィスコンシン州で、チョコレートをかけたアイスクリームを
売り出したところ、値段が高すぎてあまり売れなかったため、
日曜日に限って売り出したところ、よく売れたのだそうです。
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また同じ頃、イリノイ州の酒場で、客寄せのために日曜日に
チョコレートをかけたアイスクリームを出したところ、
こちらも評判になったといいます。
日曜日のお菓子なので、「サンデー」なのですね。
ただ、キリスト教の安息日をそのままお菓子の名前に
するのはよくないというので、つづりを変えて
「sundae」にしました。
今では、サンデーは、アイスクリームにチョコレートや
フルーツシロップなどの液をかけて、果物などを飾った
ものになっています。
これに対して、パフェは、アイスクリームに生クリームを重ね、
フルーツシロップや果物などを添えています。チョコレートや
果汁などに生クリームを混ぜて凍らせたものが色違いに
重ねられているので、おいしいだけでなく、見た目もきれいですね。
また、パフェは高さのあるグラスにふんだんに盛って
あるものが多く、そのぶん(?)サンデーより値段が
高いということになるでしょうか。
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