なぜ、母の日にカ-ネーションを贈るのか?
2020/12/11
エルーニーニョはキリストをあらわしますが、
五月の第二日曜日の「母の日」に贈るカーネーションは
聖母マリアに関係します。
伝説ではカーネーションは、十字架に架けられるキリストを
見送ったマリアが落とした涙から生えた花とされています。
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たとえば、レオナルドーダービッチの『カーネーションの聖母子』
では、幼児のキリストを抱いたマリアはカーネーションを
握っています。
母の日は、一九〇七年にアメリカのアンージャービスが
提唱してはじまりました。母親が健在の子は赤、母親が
亡くなっている子は白のカーネーションを胸につける
風習が広まりました。
カーネーションの花の中央部が赤いのは、キリストの
体から滴った血だとか、イタリアのロンセッコ家に伝わる
伝説では、勇士オルランドが敵に胸を突かれたときの
血だとかいわれています。
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