晴れた日こそ自殺が多い!
2020/12/11
不況のせいか、近頃、「自殺」のニュースが多くなりました。
一九九八(平成一〇)年以降、毎年三万人以上が自殺しています。
この自殺、雨や曇りの日と「晴れ」の日と、どちらが多い
と思いますか?
やっぱり、ゆううつな気分になる雨の日だろう……
と思うところですが、違うのです。統計的にみると、
梅雨時の六月に自殺する人はそれほど多くありません。
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むしろ五月の晴れた日に自殺する人が多いそうです。
晴れた日というのは、ちょっと不思議な気がしますよね。
一つの理由として、自殺を決意した人間は、すでにふっきれて
心が晴れやかになっているからではないかといわれています。
ゆううつな気分のときは、たとえ自殺を考えても、
まだ実行には至らないのです。
死を覚悟してしまえば、かえって気持ちが落ち着き、
晴れた日を選んでいるのかもしれません。
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