世界で使われている日本古来の単位がある?
2020/12/11
重さでも長さでも、現在一般的に使われている「単位」は、
「メートル」「グラム」など、西洋から入ってきたもの
ばかりで、日本古来の単位はあまり使われていません。
ところが、日本古来の単位で、国内はもちろん世界的に
用いられているものがあります。
それは、「匁」という重さの単位。一匁は三・七五グラムに
当たります。
「匁なんて使っていないじやないか」と思うかも
しれませんね。
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たしかに一般的にはあまり使われません。
これは、真珠業界で使われる単位なのです。
宝石の重さは、ふつうは「カラット」であらわしますが、
真珠だけは違います。
日本が世界で最初に真円真珠の養殖に成功し、真珠取引の
中心地となったことから、当時の日本で使われていた匁が
世界的な単位となりました。
だから今でも、匁が使われているというわけです。
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