勘違いからついた「チューリップ」という名前!
2020/12/11
かつて栄華を誇った大帝国トルコは、ヨーロッパの文化にも
広く影響を与えています。
たとえば、オランダの国花である「チューリップ」もその一つ。
チューリップは、もともとトルコの宮殿で
育てられていた秘花です。
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原産地は中央アジアで、トルコ人が観賞用に改良しましたが、
原種は現在のものに比べて、ずっと小さいものでした。
チューリップは十字軍によってヨーロッパにもたらされたようで、
オランダでは16世紀の末にはじめて咲きました。
トルコ語でチューリップの名は「ラーレ」。
チューリップの名に変わったのは、ウィーンから
派遣された大使が「トルコ人がチュリパンと呼ぶ花」
と記したのが語源といわれています。
「チュリパン」とはペルシャ語で「ターバン」のこと。
色や形がターバンに似ているこの花を「ターバンみたい」
といっだのを、花の名前と勘違いしたのです。
チューリップの名前の由来は、トルコ人の
ターバンにあったのです。
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