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花粉症は鼻や目以外にも多様な症状が現れる

   

花粉か直接引き起こす症状もいろいろある

花粉症の代表的な症状は、前述した四大症状ですが、そのほかにも
さまざまな症状があります。直接花粉が関係するものだけでも、
のど、気管、皮膚、耳、消化器など、いろいろなところに症状が現れます。

これらの症状が、花粉症患者にどの程度の割合で出現するかを調べたところ、
次のようなデータが得られています。のどの症状は48%、皮膚の症状は32%、
気管の症状は30%、耳の症状は20%、胃腸の症状は5%です。

それぞれの症状について、説明していきましょう

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  • のどや気管の症状

吸い込んだ花粉がのどの粘膜に付着し、かゆみを起こします。
鼻水や鼻づまりのために口で呼吸することが多くなるため、
口からのどへ花粉が入っていきやすいのです。

さらに、のどを経て気管にまで花粉が入ると、せきの発作が
起きることもあります。
痰の出ないからせきが続くのが特徴です。

また、これは直接花粉による症状ではありませんが、鼻づまりのために口で
呼吸するようになると、のどかカラカラに乾燥して痛くなります。

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  • 皮膚の症状

露出している皮膚、特に花粉がたくさん付く首から上に肌荒れが起こります。
付着した花粉は少しずつ皮膚にしみ込んでいき、肌荒れの原因になります。

化粧ののりが悪くなる、顔が赤く腫れぼったくなる、顔がピリピリする、
顔がほてる、といった症状が出てきます。

特に、柔らかいまぶたの皮膚は、涙や化粧の刺激も加わって、
いっそう荒れがひどくなります。

汗がたまりやすく、服のえりなどでこすれる首も肌荒れが
起こりやすいところです。
アトピー性皮膚炎がある場合には、それが悪化することもあります。

  • 耳の症状

耳のかゆみが起こることがあります。

これは、外耳道の皮膚に花粉が付着してかゆみを起こすこともありますし、
また、鼻から入った花粉が、鼻と耳をつないでいる耳管の入口付近に付着し、
かゆみの感覚が耳のほうに放散して起こることもあります。

  • 消化器症状

口の中に入った花粉を、唾液などといっしょに飲み込んでしまい、
胃や腸などの消化器官がアレルギーを起こすものです。
消化不良、食欲不振などが起こります。

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花粉症で全身症状も起こる

これまで述べてきた花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、
口のかゆみといった四大症状も含めて、いずれも花粉が直接の引き金になって
起こる局所的なアレルギー症状です。

しかし、花粉症患者を悩ませるのは、こういった症状だけではありません。
次にあげるような多彩な全身症状が、同時にいくつも起きてくるのが普通です。

比較的多い訴えとしては、頭が重い(56%の患者が訴えた=以下同)、
ボーツとする感じ(44%)、だるい(33%)、夜眠れない(32%)、
熱っぽい(24%)、イライラする(20%)、頭痛(15%)、
寒けがする(15%)などがあります。

これらの症状は、花粉が直接の原因になっているとはいえませんが、
肉体的にも精神的にも花粉症患者を苦しめます。

そのため、いろいろなことを行なう意欲が低下して、
日常的な社会活動の能率も落ちてきます。
特にスギ花粉症の場合、症状が出るのが春です。

学生にとっては受験や新学期を迎える季節ですし、社会人にとっても、
新たな仕事に取り組むことの多い大切な時期だといえます。

それだけに、これらの症状が及ぼす影響は、決して小さな問題ではないのです。
かつて、花粉症が現在ほど社会的に認知されていない頃、
患者さんたちは「怠け病」と誤解されていたことがあります。

寝込んでしまう病気ではないだけに、誤解を生んでしまったのでしょう。
しかし現在では、治療法の研究も進み、きちんとした治療を受けさえすれば、
前にあげたような症状をかなり防ぐことができるようになっています。

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