「無香料」化粧品の匂いの正体はなに?
2020/12/12
そんなわけでデパートに入ると、ぷ~んといい匂いがして
くるわけですが、近頃の化粧品は、お肌のトラブルを防ぐために
「無香料」の製品が増えていますね。
でもこの無香料の化粧品、香料が入っていないのにも
かかわらずいい匂いがするものがあります。
なぜでしょう。
製品によっては、ハーブなど、化粧品の原料本来の匂いが
するものもあります。
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でも、ほとんどの製品の香りの正体は「変性アルコール」です。
化粧品に配合されるアルコールは、エタノールと
変性アルコールの二種類。
このうち変性アルコールには、一部を除き、あらかじめ香料を
含む変性剤が人っています。
つまり変性アルコールを使うと、間接的に化粧品に
香料を入れることができるのです。
しかし、香料そのものを直接入れているわけではないので、
表示の上では「無香料」になるわけです。
とはいえ、香料が入っていることには変わりありません。
香料アレルギーのある方は、「無香料」という表示を信用せずに、
「変性アルコール」の表示がないかどうかもチェックした
ほうがよさそうです。
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