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「羊羹」のどこか「羊」なのか?

      2016/03/13

ヨーロッパ人と違って、昔の日本人にとって羊は

なじみの薄い動物でしたが、なぜか「羊」の文字を用いた

和菓子がありますね。

 

そう、「羊羹」です。

あずきを使った和菓子に、どうして「羊」の字が

当てられているのでしょう。

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この理由は二説あります。

まず、一説では、中国であずきと砂糖でつくった蒸し餅を

「羊肝」と呼んでいて、これが鎌倉・室町時代に日本に

伝わったという説です。

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中国では、羊の肝に色が似ているという理由で「羊肝」と

呼んでいたのですが、日本人は「肝」の字を嫌い、

「羹」の字を当てたといいます。

 

もう一説は、羊羹の起源は中国から伝わってきた羊の羹、

つまり、羊のお吸い物という説です。

 

羊の羹なので羊羹と呼んでいたのですが、鎌倉・室町時代の

禅宗文化の精進料理で、羊肉をあずきに代えて、あずきの

蒸し物を茶道のお茶菓子として用いるようになったというのです。

 

どちらが正しいのかたしかではありませんが、どちらにしても、

羊葵のルーツは中国ということになります。

 

中国では羊を飼ったり食べたりしますから、羊羹の文字は

その文化の産物といえるでしょう。

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