「三七度=発熱」は過去の常識
2020/12/11
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体の調子が悪いと思ったら、みなさん熱を測るでしょう。
体温計で、何度あったら熱が出たと思いますか。
数字が赤くなっている三七度?
ところが、必ずしもそうとはいえません。
体温には個人差があるし、同じ人でも体のどこを
測るかで違ってきます。
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現在の医学の常識では、三七度は平均的な平熱の範囲内。
「三七度口発熱」は、長く主流だった水銀体温計の
表示から生まれた、誤った常識なのです。
たとえば、赤ちゃんの平熱は大人より約一度高め。
また、よく行われるわきの下で測る方法より口のなかを
測る口腔内測定法のほうが約〇・五度高く、赤ちゃんに
よく行う肛門内測定法はさらに〇・五度ほど高くなります。
つまり、赤ちゃんの肛門内測定法なら、三八度あっても
大騒ぎするほどではないということです。
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